WEBデザイナーが教えるセンスを磨く方法について。【努力で身につく】

WEBデザイナーが教えるセンスを磨く方法について。【努力で身につく】 Webデザイン

こんにちは。Yukkyです。

今回はWEBデザイナーとして仕事をしていた僕が、実際に行ったセンスを磨く方法について紹介しようと思います。

センス = 生まれ持ったもの(才能) と想像してしまう方もいるかも知れませんが、
決してそういう訳ではないと思っています。

育った環境や周りにいた人達の影響によって自然と磨かれていくセンスももちろんありますが、
後天的にセンスを身につけることも可能です。

センスという言葉が独り歩きしないように、センスと言う言葉の定義を確認すると、
下記のような説明が出てきます。

物事の微妙な感じや機微を感じとる能力・判断力。感覚。
引用:https://www.weblio.jp/

今回の記事は、下記のような悩みや疑問に対して少しでも参考になれば良いと思っています。

・センスのある人になりたい。
・センスを身につける方法を知りたい。
・センスが無いと言われるがどうしたらよいかわからない。

それでは内容に入っていきたいと思います。

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センスは努力で身につける事が可能

まず、結論から言うとセンスは後天的に身につけることができます。
元々センスとは無縁だという人であっても、後から勉強したり、人生の経験値を上げることで
センスを磨いていくことが出来ます。

少しだけ、僕自身の経験談を交えてし話ますと、僕は現在も働いているWEB業界に入る時に、WEBデザイナー職を志望して就職しました。

就職面接の際には自分が過去に学んだ事や制作したポートフォリオをまとめて、プレゼンし、なんとか就職できたのですが、就職してからが大変でした。

というのも、僕自身元々センスがある人間では無かったので、新人の頃に仕事で制作したデザインは常にダメ出しをされていました。

良く先輩にお前の作るデザインは「ダサい」とか「パワーポイントでも作れるデザイン」とも言われていましたね。

今となってはこの経験がものすごく自分の糧になっているのですが、
これから紹介するセンスを磨く為に行った事に合わせてデザインをひたすら作り続けたり、
先輩の技を真似して勉強し続けることで、徐々にお客さんに対して自分の作ったデザインを提供出来るようになっていきました。

その後、自分の後輩ができたときにデザイン勉強会を開いたり、自分が誰かに対してデザインを教えるということが出来るようになっていたので、僕はデザインセンスという形で後天的に伸ばして行くことができました。

ちなみに世の中にはトップレベルのデザイナーがたくさんいるので、僕のスキルはまだまだな部分が多いですが、それでも過去の自分と比較したときに、勉強した後の自分のデザインセンスは伸ばすことができたと思っています。

なので、センスというのは努力次第で身につけることが出来るはずです。

センスを磨く為におこなうべき事

センスを磨く為に行うべきことは、下記を参考にしてください。

  • かっこいいと思う事に触れる
  • 美しいと感じるものに触れる
  • かわいいと思うことに触れる
  • 面白いと思うことに触れる

ざっくりですが上記に書いた内容のように感受性が高まる事、自分の心が動く・感動することなどに対して自ら積極的に触れていくことが、センスを磨くために1番大切なことだと思っています。

まずはこの「感動」から入って、その後には論理的に考えると尚良いです。
例えば、ビートルズの曲を聞いてみて、この曲かっこいいな。と思ったとしましょう。
その後に、ではなんでかっこいいと思うのだろう?と自分に疑問を投げかけるのです。

そしたら、あ!かっこいいと思うのはこのコード進行の転調が特徴的だからだ。とか、
この声がハスキーでロックな印象を想像させるからだ。等色々な考えが巡ってきます。

そうすると感動と論理が重なって、かっこいいという感情に対して納得感と説明が出来るようになります。

もちろん、自分の直感的にかっこいいと思うとか単純に鳥肌が立った。とかでももちろん良いです。

ただ、後天的にセンスを伸ばしていくという意味では、ちゃんと自分の感情を分析出来るようになったほうが後々、ビジネスシーンで自分のスキルとなってアウトプット出来るのでおすすめです。

毎日たくさんのデザインを見る

ここからは具体的にセンスを伸ばしていく為にはどのようなことを行ったら良いのか、
ということについて紹介したいと思います。

毎日デザインを見る。
これは僕がデザイナーとして常に行っていた事です。
通勤電車の中とか、休憩時間中にもとにかく目に入るデザインから検索して出てくるデザインにいたるまでたくさんインプットしました。

電車の吊り革広告のデザイン一つであっても、かなり勉強になります。

たくさんのアートに触れる

たくさんのアートに触れるのもセンスを磨く為の一つの要素です。
僕は学生時代から結構美術館に通っていました。
元々美術的な事や様々なカルチャーに触れる事自体好きだったので、絵画からプロダクトまで、色々なアートな作品に触れるようにして自分の審美眼を養うようにしました。この方法も圧倒的におすすめです。

いろいろなインテリアやファッションに触れる

ファッションやインテリアもデザインと呼ばれる要素なので、たくさん目に入れましょう。
自分の部屋をコーディネートするときも毎日着る服を選ぶときも、常に配色や細かいディテール(作り)を意識するようにしたほうが良いです。

その他、WEBサイトでインテリアのサイトを見てみるとか、ZOZOTOWNを見ていろいろな服をみて目を肥やすのもおすすめです。

様々な音楽に触れる

音楽もデザイン性に影響を与える要素になるので、色々な音楽を聴いてみましょう。
今では音楽配信サービスで手軽にダウンロードできますし、自分が好きなアーティストや曲に対して関連するアーティストなどをおすすめ表示してくれます。
そこで新たなお気に入りに出会うこともあるし、たくさん音楽を聞くのは個人的におすすめします。

これは余談ですが、僕の友人にファッションデザインをしている人がいますがやっぱりたくさん音楽聴いています。
音楽のカルチャーはデザインに反映されると言っていました。僕も同意見です。

たくさん映画を見る

センスを磨くにはたくさん映画を見ましょう。
いろいろな映画を見てたくさん感動することです。
いろいろな感情を自分の中で持つことで、だんだん些細な事や微妙な事に対しても、自分の中にあるアンテナが反応するようになってきます。

映画の場合はストーリーが明確にある為、ストーリーや台本に対してどのような映像の作りをしているのか。とか、
俳優の髪型、ファッション、仕草について観察して見るのも自分の中のセンスを刺激することができますし、カメラワークや構図についてはデザインに直結する勉強になります。

カメラを初めて見る

センスの良い人ってカメラが好きな人が一定数いる気がします。(個人の経験)
カメラを始めると、それこそ自分の感動する景色から日常の風景や周りの人まで写真というプロダクトでアウトプットを残すようになります。

撮影した写真をデータとして取り込んで加工するのもセンスが必要ですし、いい写真を摂ること自体センスが要りますよね。
これはカメラを始めて繰り返し自分で勉強して行くことでセンスのトレーニングになっていきます。

カメラはハマるとめちゃくちゃおもしろいって言いますし、僕もデザイナーの先輩から一眼レフを譲ってもらいました。

センスを磨くために意識する事

センスを磨くために行うべきことを紹介しましたが、次にセンスを磨く為に普段から意識すべきことを紹介します。
意識することで行動が変わって、後に結果が変わってきます。
常日頃 考える = 意識 することでセンスは磨かれていきます。

視野を広げる

センスを磨く為に意識すべき事の一つは、「視野を広げる」ということです。
僕もそうなのですが、音楽であっても映画であってもファッションであっても、自分の好きなジャンルや趣味趣向に偏りがちになってしまいます。

これは当たり前の事であって、何も悪くないのですが、センスを磨いていくという観点で話をすると、自分の興味の無い分野や、今まで触れたことの無いカルチャーであっても、まずは試しに手を出してみるという視野の広さが大切です。

興味が無かった分野であっても試してみる事によって新たな発見・気づきが生まれることは多々あります。
例えばデザイナーだった人がプログラミングを初めてみたら、面白くなってプログラマー・エンジニアにキャリアチェンジする人も実際に存在します。

なので自分の好きなジャンルに偏っても良いのですが、他のジャンルやカルチャー・デザイン等に対して気を配って見ることもセンスを高める一つの方法です。

日々当たり前に存在するものについて考えてみる

日々当たり前に存在するもの対して意識することもセンス磨きの一つです。

例えば道を歩いていて目に入ってくる標識や看板であってもデザイン性や伝えたい意図を考えてみると、新たな発見があります。この新たな発見というのがキーポイントです。

なんでマクドナルドの看板はあの「M」のデザインなのだろう?等、普段当たり前にある光景であってもちょこっと考えてみてください。

自分だったらこのようにデザインするを考える

日々たくさんのデザインやアート、カルチャーにふれるようになったら、今度は自分がデザインをするとしたらどうデザインするだろう?と考える癖をつけると尚良いです。

デザインや製品に対して、受け身に捉えるのではなくて、主体的に考える事で自分の仕事や勉強、センスを育むことに影響してきます。

デザインは見た目のことだけではなくて、ユーザビリティ(使いやすさ)や、ユーザーエクスペリエンス(人が体験する感性的品質)まで含めて、自分だったらこのようにデザインする。という考えを持つようにすると、かなりセンス向上のトレーニングになります。

センスが良いと思う人の特徴を考える

最後に意識することで、1番やりやすい事は、センスが良いと言われている人の近くにいるようにすることです。

そしてセンスが良い人を観察してちょっとずつ自分の中にも真似できるところを見つけてみたり、実際に取り入れてみたりすると良いと思います。

ちょっとしたこだわりの違いがセンスの差になったりもするので、やっぱり自分に無いものを取り入れるには、他のセンスの良い人を真似するのが近道だったりします。

というわけで、長くなりましたが今回は努力で身につくセンスを磨く方法について紹介しました。

冒頭にも紹介しましたが、センスというのは物事の微妙であり些細な部分を感じ取る能力であったり感覚的な部分が研ぎ澄まされたりしている事です。あとは判断力もセンスです。

なので、日常生活からたくさんの物事に触れて自分の経験値を向上しつつ、引き出しも増やすことでセンスは磨かれます。

そして自分の頭で考えて、自分だったらこうする。という意見が言えるくらい日常にの物事に対してアンテナを張れるようにしましょう。

結果、センスの良い人。と言われる日が来るはずです。
努力次第でセンスは磨くことが出来るのです。

参考になれば幸いです。ではまた!

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