人生とは下りのエスカレーターを上がるのと同じである。という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
日常生活であっても仕事においてもこの言葉は大いに当てはまると思っています。
特に、人生の大半の時間を占める仕事においては、このエスカレーターを上り続ける努力が必須となってきます。
今回この記事で伝えたいことは、怠慢を続けてしまうといつの間にかどんどん自分のスキルや立場が下がり、若く努力している人たちに追い抜かされていつの間にか淘汰されてしまうので、危機感を持って自己成長の為の勉強や積み重ねをしていこうという事です。
僕は以前、会社の代表からこの言葉を聞いてからずっと忘れることの無い大切な言葉として教訓にしているので、この機会に共有できたらと思います。
下りのエスカレーターを上がり続けないと埋もれてしまう。
人生を下りのエスカレーターで例えているのは、現状維持で勉強や前に進む努力をしないといつの間にかどんどん自分に出来ることの範囲が広がらず、スキルアップもままならない状態で自分の立ち位置が下がっていってしまうという比喩表現です。
また、前に進む努力をするにしても常に同じペースで頑張っていては、現状維持と変わらないパターンもあると言うことです。
下っているエスカレーターの上に乗っているということは、同じペースで同じ事をしていても自分の立ち位置に変化が無いという事を表します。
つまり、頑張るときはしっかりアクセルを踏んでフルスロットル状態で頑張る事も大事です。
下りのエスカレーターを駆け上がることを考えて行動しないと、同じ位置のままで停滞するか、どんどん下に下がって埋もれていってしまうという考え方もあります。
周りにいる人たちが必死に下りのエスカレーターを上り続けていると、どんどん自分のいる位置に追いつかれ、自分はどんどん下りのエスカレーターのままに自分の位置が下がっていき、いつの間にか追い抜かされているなんて事もあるので、要注意です。
オンリーワンでもナンバーワンを目指すにしてもこの考え方は当てはまります。
これだけは絶対に譲れない!という芯を一本持っておいて、それを磨き続けるといった行動が大切ですね。
下りのエスカレーターを上る努力をし続けることで成長がある。
スキルアップをしないままだと、どんどん自分の知識や経験はアップデートされないまま古くなる、もしく停滞する一方ですが、常に創意工夫をしたり新しい技術を学んだり試していると、下りのエスカレーターを逆走して駆け上がっている状態となります。
この状態になると常に思考している状態でありチャレンジしている状態になりますので、自分自身の成長に大きく繋がります。
この姿勢がある人は何歳になっても若々しく、ヒューマンスキル・ビジネススキル共に高いと言える人達が多いと思います。
現状維持は退化。何歳になっても進化し続けよう。
常日頃からアンテナを張って様々な媒体からインプットを増やし、自分自身の中で咀嚼した上でアウトプットしてみる。
この繰り返しを日々行っているだけでも現状はかなり変わってくるはずです。
例でいうと、ブログで自身の活動や考えをアウトプットしたり、手軽にできるツイッターなどのSNSを使って自分の考えを発信し続けるのも良いトレーニングになるかと思います。
アウトプットする為には必ずインプットが伴います。
このインプットとアウトプットのサイクルを回して尚且その回転数を早くしていくことで
いつのまにか自分の考え方も洗練されて、今居るステージからどんどんレベルアップできるはずです。
これは何歳であっても出来ることですね。
アウトプットはスキルを上げる為には効率が良い手段の一つになると考えていますので、たとえば下記の様に職種が様々であってもその職種にあったスキルの伸ばし方があると思います。
・プログラミング職:今まで自分が試したことがないコードを書いてみる。もしくは成果物を作る。
・事務職:エクセル関数やVBAを新たに覚えて実務で実践する。
・コンサルティング職:毎日提案資料を作ってみる。
・マーケティング職:毎日1案は企画を考える
世の中には様々な業種があるので、これは一例ではありますが、例えば上記のような積み重ねを日々行うことで下りのエスカレーターをそのまま下ることなく上り続ける事が少なからずできているはずです。
学び実践するほど人生の経験値が上がっていきます。
RPGと一緒でたとえ失敗があったとしてもすべて経験になり、次に待っている成功の糧となります。
もしどこかで苦しいことがあったり、もしくは怠慢していると自覚が出てきたときはこの下りのエスカレーターの話を思い出していただけると、少しだけでも行動が変わってくると思います。
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