さて、今回はwebデザイン初心者の方々にも最低限知っておいてほしいことがあります。
これからお伝えする事をデザインの考え方として自分の中に持っておくことで、webデザインのスキルアップは格段に早くなります。
何故なら考えてデザインするようになるからです。
デザイン初心者に知ってほしい「デザイン」の定義
まずデザインと聞いたら何を思い浮かべますか?
「おしゃれ」「きれい」「かっこ良い」「装飾」「スタイリッシュ」「かわいい」などでしょうか。
確かに間違っていないし、逆に「無」がデザインになることもあり得えます。余白だってデザインになります。
ただ間違えてほしくないのは「デザイン」とは問題解決の手段であるということ。
よくデザインスクール等で教えて貰うことの一つで、デザインとアートの違いというのがあります。
デザインの定義は以下の事を指します。
[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]
- 人に伝えるため・ものをよく見せるための技術
- 明確なターゲットに対してクリエイターの側の意図を伝える為に行う事
- 情報を整理し、わかりやすく伝えること
- もの・サービスの価値を最大限に高めること
[/list]
デザインという言葉をグーグル翻訳してみてください。
設計と出ますよね。
つまりデザインとは明確なターゲットに対して情報を設計して正しくわかりやすく物事を伝えるための手段なのです。
すなわち問題解決の手段にも繋がります。
対してアートは以下のような事を指します。
[list class=”li-check”]
- 自己表現。人に伝わらなくても問題ない。
- 明確なターゲットや目的はない
- 芸術的・美的感覚によって造られたもの
[/list]
この事を意識してデザインしているかどうかで後々スキルに天と地の差ができます。ビジネスにも影響してきます。
初心者に知ってほしいWebデザインとは
先程までは「デザイン」という大きな括りで説明をしましたが、今度はwebデザインについてです。
webデザインの定義は以下の事を指します。
[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]
- webという空間の中で活きるデザイン表現
- 「見る」「感じる」だけではなく、ユーザーがいて「使う」「コミュニケーション」するもの
[/list]
明確なユーザーがいて、さらにユーザー自身が操作できるプロダクトを作るわけです。
例えばGoogleのデザインを見てください。
至ってシンプル。Simple is Bestですね。
ユーザーがもっている「情報がほしい」というニーズを、ロゴと検索窓一つ置いたデザインなだけで満たしているわけですね。
そしてGoogleは自社のツールで検索をしてほしい訳です。互いのニーズを満たしていますね。
webデザイン初心者におすすめの書籍
本を読んでインプットを増やすこともスキルアップに不可欠ですね。
まとめ
webデザインを初めてまだ初心者の頃は沢山の壁にぶつかると思います。
でも、これだけは言えます。成長するためには沢山の壁にぶつかってください。
そして諦めずに一つ一つ乗り越えてください。
それがスキルアップするための一番の近道です。
デザインの具体的なスキルについてはとにかく沢山デザインして何よりも手を沢山動かす事が大切です。
ただし、デザインの考え方はすぐにでも身につきます。そしてとにかく考えてデザインしてください。
それは結果的に「普通のデザイン」から「良いデザイン」に変わり、ユーザビリティは向上し、感動できるユーザー体験を提供出来るようになるでしょう。
そしたらもうあなたはデザイン初心者ではありません。一人前のウェブデザイナーになっていることでしょう。
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