Web制作会社に務めている人で、一度は辞めたいと思ったことがある人も多いかと思います。
この記事を書いている僕自身も、初めにWeb制作会社に新卒で就職してから100回は辞めたいと思いましたw
結果的に僕は転職成功が叶って超絶ホワイト企業で仕事をすることが出来るようになったのですが、その背景にはWeb制作会社で育んだ経験値が役に立っている事が大きいです。
今回はそんな背景や経験談も踏まえて、まさに今、Web制作会社を辞めたいと思っている人に向けてアドバイスとなるような3つの事を紹介したいと思います。
- Web制作会社に勤めているけど、超絶ブラック企業で今直ぐにでも辞めたい。
- 仕事がきつくて辞めたいけれど迷っている。
こんな疑問や要望に対して解説します。
記事をかいている人
・現役Webマスターとして企業勤務
この記事を読んで得られる事
Web制作会社を辞めたいと思ったら考るべき3つのこと
Web制作会社は過酷な労働環境な会社も少なくありません。
その為、気持ちが強い内は歯を食いしばって頑張ることもできますが、ある程度疲弊してくると転職を考える人も増えてきて退職する人も多いです。
あとは、周りの友人と自分の職場環境を比べたり給料に差があることに対して不満や疑問を感じ、転職活動をする人も僕の同僚にはたくさんいました。
Web制作会社は受託案件をメインとして扱うビジネスモデルの為、納期優先でどうしてもハードな働き方になることが多くなりがちです。
ただし、すぐに辞める判断をする前に
これから解説する下記3つの事を考えてから決断してほしいと思っています。
この3つの内容について深堀りします。
1.環境が厳しくても自分の成長に繋がる仕事ができているか
制作会社を辞める前に考えてほしい事の一つとして、現在いる職場の環境が、ハードワークできつい職場だとしても「自分の成長に繋がる」事ができる会社かどうかをまずは考えて見てください。
僕自身も初めに就職したWeb制作会社は徹夜は当然ありましたし、休日出社も当たり前でした。
おまけに社内行事に時間を割く事もしばしば。
その上給料は安い。。本当にしんどかったです。
それでも3年半ほど頑張って続けてみました。
ライフワークバランスは良くなかったけど、仕事のスキルアップに対しては最高の訓練ができる環境だった為です。
時間的拘束や体力的にきつい部分はあっても、仕事で必要なスキルや自分自身のスキル上がっていく事に対して、着実に成長が感じられたので続けてみたのです。
一番大きかったのはメンタルの成長でした。
辛くても最後までやりきる。それの繰り返しが自分の成長と自身につながったのだと思っています。
ただし、ここで注意点があります。
それは、今のまま同じ職場に残ったとしても、下記のような項目が当てはまるのであれば、在籍しているだけ大切な時間を無駄にしてしまうことになるので速やかに辞めたほうが良いです。
②単純作業の繰り返しばかり
③新しいことにチャレンジする風習がない。
④人間関係が最悪。
⑤パワハラ・セクハラ・モラハラなどがある。
こんな会社は速攻で辞めましょう。
そして速攻リクルートなどの転職エージェントに登録して速やかに転職活動を初めたほうが良いです。
いちばん大切なのは、多少のことは我慢してでも自分の成長や未来の為に頑張れる会社なのであれば3年は頑張ってみることをおすすめします。
2.Web制作会社を辞めることで後悔は無いか
次に考えてほしい事は「Web制作会社を辞めることで後悔は無いか」という事です。
辞めたいという気持ちは感情の起伏で一時的な事もあります。
そこですぐに決断するのではなく、一度立ち止まって冷静に考えて見てください。
今Web制作会社を辞めることで後悔はないか。
この会社でやりたかったことはやり遂げたのか、後悔しないか。
そんな事を一旦考えてみるとまた違った目線で自分と向き合うことができると思います。
今いる会社で吸収できる事がまだ残っているのであれば、会社を利用してやるという気持ちで積極的にチャレンジしてみるのもありです。
期間限定でがんばるといったやり方も効果的です。
3.将来性のあるビジネスができている会社か
次に考えるべきなのは「将来性のあるビジネスができているか」という観点で考えてみるのも必要です。
いま辞めたいと思っているWeb制作会社のビジネスがいつまでも古い風習に沿った仕事だったり、新しい技術やビジネスモデルを構築しようとしない会社なのであれば速攻辞めるべきです。
WebやITの業界は日々すごいスピードで進化しています。
その中で、新しい技術やビジネスモデル、マーケティング手法を取り入れていかないような凝り固まった会社であれば、厳しいことをいうとあまり未来は期待できないのかなと。
そして自分自身の成長にも繋がりません。
変化できる会社や人が生き残っていく社会です。
チャレンジ精神や起業家精神に欠けている会社であれば、転職を考えましょう。
その逆で、ハードワークであったりベンチャー企業で個人の裁量が大きく忙しい毎日を過ごしていたとしても、会社のビジョンが明確にあって、消費者やクライアントに対して最高のサービスを提供出来るようなビジネスを行っている会社であれば、一時的に辞めたいといった気持ちはあっても頑張って続けてみる価値はありそうです。
Web業界は転職が当たり前にある世界です。
一つの会社である程度経験を積んだらキャリアアップで次の会社に転職するといったケースは本当によくあるケースです。
なので、会社を辞めたいと思ったときには自分のキャリアプランを一度冷静に考えてみて判断するようにしましょう!
これが明確な判断基準になると思っています。
それではまた!
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